- 一丁目通信
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日本国内はワクチンの接種も驚異的なスピードで進み、先進国内でも群を抜いた感染者・死亡者の少なさで安定し始めたことで、街には活気が戻りつつあります。
そんな中、1つのブームがゆっくりとしぼみ始めています。
それは、Vtuberブーム。
千葉県の問題でも話題になり、すっかり世間にVtuberが浸透しましたが、私個人が収集しているデータには明らかに人気の衰えが見えてきています。
某大手事務所ではザックリ平均して毎日5~6万人、多い時は10万を超える新規チャンネル登録者がいたのですが、緊急事態宣言解除後からは3万を切る日もちらほら。
リアルタイムの視聴者、投げ銭と呼ばれるファンからの支援金額も桁が減りました。
そもそもVtuberがここまで爆発的にブームになったのは、コロナによっての引きこもり需要の波に乗ったことは明白であり、当然、皆が外出するようになればYouTubeやSNSを開く機会はどんどん失われていくことは容易に想像が付きます。
更には以前から人気のあったライバーが次々引退することで視聴そのものを辞める人、ファンの分散、Vtuberの乱立による少なくなった視聴者を奪い合う状態です。
これだけで業界が終わりとは言えませんが、少なくともコロナ期間にデビューをしたVtuberにとってはこれからが本番。先輩が体験した華やかな時代は終わりを告げ、厳しい冬の時代がやって来そうです。
日本を中心に始まった世界的ブームは、コロナと共にこのままゆっくり消えていくのか?
今後も注目していきたいと思います。