- 一丁目通信
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コートでも買おうかとネットを探索中に一枚のマフラーが目に付きました。桁が間違っていて、とんでもない間違いだなと笑っていると、素材表記にそのお値段の理由が書かれていました。高級ウール「ヴィキューナ」そりゃ高いわけです。ということで今回は高級素材を簡単に3つ紹介します
1.コットンの宝石:シーアイランドコットン(海島綿)
「綿に違いなんてない」と思われがちですが、こちらはっきりわかる柔らかさと肌触り。普通1m数百円のコットン生地が、海島綿だと1万円越え。
1mじゃシャツの見頃も取りきれない可能性があります。繊細な生地なので洗濯機でガランガラン洗うのもはばかれます。
2.ダウンの王様:アイダーダウン
極寒の北極圏域に生息する野生のアイダーダックの鳥の巣から採取されています。飼育して採取するといった方法はできません。
なんたって特別保護動物ですので。さらに、傷つけるのを避けるため手作業で仕分けされるなど機械化できません
。よってかなり希少種のダウンです。こちらのダウン、勿論軽く、暖かいとのことです。大体は布団に使われているようですが(もちろん高級羽毛布団)、ダウンコートなんか女性にプレゼントすると喜ばれる…カモ。
3.繊維の宝石、王様:ヴィキューナ
普段はなかなか出会えない生地。あのカシミアの存在が霞んでしまうレベルの希少性で、繊維が細く、軽く、柔らかで上品。
希少過ぎてストール一枚でサラリーマンの平均月収1~2倍近いお値段に!(今回見つけたのがこれ)熟練のテーラーも鋏を入れるのを躊躇するレベルの生地だとか。コート一着にしたら車が買えるかも…。コートやジャケットは柔らか過ぎて、すぐに肘に穴が開いてしまう。なんて言われたりもします。
いかがでしたでしょうか?気になった方は検索してみてください。流石に私には買えませんし、まだ私の財布の口の抵抗運動は長引きそうです。