- 一丁目通信
映像・WEB最新情報
こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、第90回アカデミー賞監督賞を受賞した作品を紹介したいと思います。
ギレルモ・デル・トロ監督によって制作された「シェイプ・オブ・ウォーター」です。
ギレルモ・デル・トロ監督は、「パンズ・ラビリンス」という独特な作品を手掛けていることで映画通には有名ですが、その他にも「ミミック」、「ブレイド2」、「ヘルボーイ」、「パシフィック・リム」、「クリムゾン・ピーク」などの作品も制作しており、私が最も好きな監督の一人です。
この作品は、架空の機密機関「宇宙センター」に生物が入ったタンクが運ばれてくるところから物語が始まります。そのタンクに入った生物の正体が実は半魚人であり、宇宙センターの清掃員として勤務する主人公のイライザ (主演サリー・ホーキンス)は、少しずつその半魚人に歩み寄ります。
イライザは発話障害を患っており、その生物と手話でコミュニケーション疎通を図り、次第にお互いが惹かれあってゆくという内容でした。
この映画の個人的な感想ですが、映像美と半魚人のリアルさについては文句なしでした。
ただ、半魚人と主人公イライザがなぜ惹かれ合っていったのかがあまり描写されておらず、脚本としては少し不十分だなと感じました。劇場での公開が終わって見れなかった方は、DVD、配信等を待ち、是非鑑賞してみて下さい!!