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  • 記事:平井
  • 2017年12月

おすすめの映画6『リベリオン反逆者』

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、とても斬新なアクションが取り入れられた映画を紹介していきたいと思います。今回紹介するのは、カート・ウィーマー監督によって制作されたリベリオン反逆者です(劇場公開2003年)。
この作品は、第三次世界第戦後の架空の都市国家を舞台に、一人の男(主演クリスチャン・ベール)が、人間の感情を排除する悪しき君主に立ち向かう姿を描いています。見所としては、銃の威力を最小限の空間で最大限に発揮させる究極の武道《ガン=カタ》と呼ばれるオリジナル格闘術です。また肉体鍛錬と拳銃技術を融合し、統計学的に銃撃戦を分析することによって敵の死角に身を置き、剣道、柔道、空手などの様々な武術をドッキングさせ、敵を圧倒する技です。
私はこの映画を劇場で観賞したのですが、公開当時は、世間的な知名度は低く、映画評論家の間でも評価はイマイチでした。しかし沢山の映画を観てきた私は、この作品を高く評価しています。現在のアクション映画にも負けておらず、なかなか出会うことが出来ない作品だと思っています。中でも、失われた人間性を取り戻す為に闘う、一人の男の姿を丁寧に描写している点は、演技も含めてとても素晴らしいです。また私の記憶では、当時、井筒和幸監督がこの作品を高く評価していました。
気になった方は、是非観賞してみて下さい!


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