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  • 記事:鮎川
  • 2017年5月

オフィスのカメラ、知らない誰かに見られてない?

2014年頃からニュースなどにも度々取り上げられている「Insecam(インセカム)」というウェブサイトをご存知だろうか。
このウェブサイトは世界中の監視カメラを覗き見る事のできるサイトで、道路やダム、オフィス、飲食店、託児所、個人宅まで様々な場所の監視カメラのリアルタイムな映像が閲覧できてしまう。 もちろん任意でこのサイトに登録をしているわけではなく、サイト独自のクローラー(探索システム)で「スキのあるIPカメラ」を探し続けリスト化しているのだ。
インセカムで言われる「スキのあるIPカメラ」は主にパスワードがデフォルト設定のまま使われていたり、ファームウェアのアップデートが行われずにバグが残されているIPカメラなどが狙われている。
こうして集められた監視カメラは2014年当時、日本国内だけで約7000台、当時ニュースなどで取り沙汰されたため、現在は約1900台まで減少しているが、それでもまだまだ多くの監視カメラが閲覧可能な状況となっていているため、引き続きご注意願いたい。

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