- 一丁目通信
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VRは相性の良いゲームなど、どうしてもインタラクティブなコンテンツが注目されがちですが、物語を軸としたコンテンツ”VR Storytelling”を専門に制作するスタジオが発足しはじめ、有名スタジオも制作に取り組んでいます。
例えば、国連のエボラ出血熱のドキュメンタリー『Waves of Grace』は、現場を正しく知り学ぶことで絶望的な状況を好転させたい主旨で制作されました。またOculus Story Studioの3DVRアニメ『Henry』は、キャラクターが視聴者を見て喜怒哀楽を伝えるような演出で感情の没入感を高める工夫をしています。
映像クリエイターの間では、いずれVR映画がメジャーな賞を取るのはないかと予想しています。物語形式のVR動画が業界にとって面白い領域なのは間違いないでしょう。
Henry体験中の動画 www.youtube.com/watch?v=FCN_L1ZECWQ