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  • 記事:itasaka
  • 2016年3月

東京オリンピックに向けての映像技術

クロマキー合成は、被写体の背景をグリーンやブルーバックにしてCG等と合成する仕組みが一般的ですが、撮影現場では、クロマキーセットを組み立て、ライティングもそれなりの時間を要するため手間が掛かります。
しかし近年は、赤外線(サーモグラフィ)により、被写体との距離や温度といった情報をもとにキー信号を生成する技術もあります。
この技術は、背景に依存することなく人物を抽出できるため、スポーツやライブの現場で大いに期待されています。
2020年の東京オリンピックでは、オープニングセレモニーやパブリックビューイングの場で、この技術を発展させたホログラフィック映像やプロジェクションマッピングを融合させたステージ演出が検討されており、今後も映像技術の分野では注目しておくポイントではないでしょうか。

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