一丁目通信

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業務用ヘッドホンのド定番

先日、同業プロデューサーとの酒席で、音楽の話題からヘッドホンは何を使っているかの話になりました。
私の場合、主に映像編集作業では通称「赤帯」と呼ばれているSONYのMDR-CD900STを使用しています。
この赤帯は、一般的なリスニング用ではなく業務用のモニターヘッドホンですが、録音や整音の現場で業界標準といってもよい定番中の定番ヘッドホンなのです。
  モニターヘッドホンは、原音を忠実に再現することを目的としているので、音や声の明瞭感やノイズなど音の品質を
判別しやすく、撮影後の音声チェックには欠かせません。しかし、音楽を楽しみたい場合は全く向いていません。またプラグはスタジオ仕様なので、ノートPCなどで使用する場合はミニピンに変換する必要があります。
何しろ26年前の設計製品なので最新モデルのほうが優れているとは思いますが、山下達郎も愛用していますので…。あと「青帯」もあり、そちらは海外ではメジャーらしいです。

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