- 一丁目通信
映像・WEB最新情報
常に新しいトレンドが入れ替わっているウェブ(WWW)の世界ですが、日本で最初のウェブサイトは誰が作ったか、何処のサーバーで公開されたかご存じでしょうか。
WWWは研究者同士が論文や研究成果などをインターネットで情報共有するために考えられた規格でした。日本で最初のウェブサイトは今から20年前、ゆりかもめが開業した1992年9月30日に茨城県つくば市にある文部省高エネルギー加速器研究機構
計算科学センター(KEK)の森田博士によって発信されました。
内容は当時設置された、日本最初のWebサーバー(KEK WWW server)の情報をまとめたページで、当時はHTML1.0時代ですから当然スタイルシートの概念などは無く、<html> や <body> などの要素もないテキストだけの簡素な構造でした。
そして現在ではHTML5が標準的なマークアップ言語となり、スタイルシートやJavascriptなどを扱うことで、構造、動作、装飾などを分割して管理することで柔軟な表現が可能となっています。
<参考> 日本最初のホーム・ページ
http://www.ibarakiken.gr.jp/www/