- 一丁目通信
映像・WEB最新情報
当社のシニアスタッフは昭和の時代から映像制作の仕事に携わってます。VPと呼ばれていた映像です。納品はVHSだったような気がします。
昨年、倉庫内に大量のVHSと、βカムテープが発見されました。当然廃棄です。当時の購入金額は20万円以上です。もったいないです。お寿司を食べたら、ウニやアワビが沢山食べられたでしょう。
以前、導入したノンリニアの編集機は1000万円位しました。しかし、フルHDの時代になり、粗大ゴミと化しました。もちろん当時の映像制作の費用は多額でした。
現在、昭和の時代とウニやアワビの価格は変わらないのに、映像の制作費は、三分の一以下になりました。
しかし、そのお陰で、映像は身近なものになり、VPではなくWeb動画が主流となりました。時流は本当に早いです。
リニアモーターカーが開通する時代は、ウニもアワビも高級品ではなくなっているかもしれません。しかし、映像制作においては、時流がどんなに変わろうと、企画や演出などの創造性は最も重要です。私たちはそのアナログな部分を、いつまでも、大切にしていきたいと思います。