Loading

blog

一丁目通信


夢の動画AI「Sora」終了が示した、AI業界の「現実路線」へのシフト

文章からまるで実写のような動画を作り出すAI「Sora(ソラ)」。
世界中から大きな期待を集めていましたが、開発元のOpenAI社は突如サービスの終了を発表し、予定されていたディズニーとの大型提携も白紙となりました。

終了の最大の理由は「莫大なコスト」です。
夢のような技術が終了してしまった最大の理由は、AIを動かすための「コスト(費用)」です。

Soraのように高度な動画を作るAIは、動かすだけで巨大なコンピューターの力を消費します。Soraの場合、1日あたりの運用費用が約1,500万ドルに達する一方で、そこから得られる収益は210万ドル程度だったと言われています。
サービスを動かせば動かすほど、毎日20億円以上の赤字が膨らんでいく構造になっていたのです。

この一件は、AI業界全体に起きている「リソース・トリアージ」という方針転換を表しています。
どんな企業でも、資金やサーバー(コンピューター)の数には限りがあります。そのため、AIを開発する企業は「限られた資源をどこに集中させるか」というシビアな選択を迫られています。

TOP