先日、デジタルサイネージ関連の視察で中国の上海へ行ってまいりました。 まず、驚くのは、街中やショッピングセンターには、キオスク型のデジタルサイネージがあらゆる所に設置されており、それは、日本の比ではありません。また、ブランドショップ等には、日本で中々見られないようなインパクトのある大型のサイネージも数多く設置されております。 上海の地下鉄ホームも壁一面にデジタルサイネージ、駅構内の通路もデジタルサイネージ広告が展開され、洗練されたコンテンツと共に、私のイメージとは全く違うものでした。 でも、ないのです!あれがないのです!そうです、それは、日本ではドラッグストアや、自動車部品販売店のケミカルコーナーの棚にことごとく設置してある、小型の電子POPです。 設置が無いのは需要がないのか、気が付いてないのか、どちらかはわかりません。 現在、当社グループで開発した、電子POPに顔認識機能、ピープルカウンター機能を付加した棚前購買行動分析が可能なマシンを、北京にちょっとプレゼンに行ってきます。(明日出発)(飯塚)
少し前から良く聞く様になった「ディープラーニング」と言う言葉。 もともとAIを構築するのに使われてきた技術として「マシンラーニング」という手法の中で、これまでは人が判断基準を与えコンピュータに判断させていた内容を、人の脳を模したニューラルネットワークを用いた学習で、より多くのデータから独自に差異を判断して結果を導き出すという手法になったのが「ディープラーニング」と言う手法です。 ディープラーニングで学ばせるアルゴリズムには種類があり、対象により適切なアルゴリズムを選択して、大量のデータを与えることで独自に認識を高めていくのです。 現在は囲碁やテレビゲームなど限定的な部分での活用としている技術ですが、どんどん幅が広がってくると、コンピュータを通したコミュニケーションでは人と区別のつかないAIも出て来るのではないでしょうか。(ayukawa)
こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は、映画好きには堪らないとても素晴らしい映画を紹介したいと思います。ジュゼッペ・トルナトーレ監督によって制作された「ニューシネマパラダイス」(劇場公開1988年)です。ジュゼッペ・トルナトーレは、自身で脚本も手掛ける大の映画好きで、イタリア古典映画の復興活動などを精力的に行っている名監督です。この映画は私が最も好きな作品である為、是非紹介をしていこうと思いました。 この作品は、外界から隔絶したある島の架空の村を舞台に、たった一つの娯楽施設(教会を兼用した映画館)があり、主人公の少年が、映画技師と親しくなり、映画に魅了され、将来映画人として成功するという人生を描いています。まさに映画による映画なので、映画が本当に好きな方に向けた作品だと思います。是非、鑑賞してみて下さい。この作品のラストは、いつの時代でも色褪せることのない素晴らしいシーンだと思います! また、短縮版と長尺版があり、短縮版では主人公の人生に焦点が置かれており、長尺版では、青年期の恋愛の物語を中心にした内容になっており、それぞれ作品のニュアンスや意味合いが変わってくるので、両方鑑賞してみると面白いかもしれません!
夏休みで旅行に行く方も多いと思うので先月の続きを。 ウィーンに行く用として、本を1冊購入しましたが行き先を決める前に奇遇にももう一方の目的地であるプラハの本も読んでありました。 「hhHh(プラハ、1942年)」第二次世界大戦下でナチスの占領下にあったプラハ。 当時チェコ・スロバキアの統治をしていたのはナチス・ドイツのナンバー3、ラインハルト・ハイドリヒ。「金髪の野獣」とあだ名されたハイドリヒを暗殺するためイギリスに亡命していたパラシュート特殊部隊の若者2人がナチスに占領されたプラハに潜入する。という「エンスラポイド作戦」を題材に書かれた小説です。 ゆかりの地も尋ねることが出来て特別な本となりました。作戦については夏公開の映画(「ハイドリヒを撃て!」)と小説を原作とした映画(「hhHh」)があるようなので興味がある方は是非。(sato.y)